異業種4領域からエンジニアへ──“現場力 × 技術力 × 自走力”で価値を生むフルスタック志向エンジニア

異業種4領域からエンジニアへ──“現場力 × 技術力 × 自走力”で価値を生むフルスタック志向エンジニア

 

岡庭さんは、サービス業・製造業・営業職を経験した後、創業フェーズのプロダクト開発チームにエンジニアとして参画した、いわゆる“非典型キャリア”のエンジニアだ。しかしその多様なバックグラウンドこそが、現在の開発現場で強い存在感を放っている。

最初のキャリアはサービス業(ゴルフ場)。顧客対応やクレーム処理、現場オペレーションを通じて、徹底したホスピタリティと状況判断力を磨いた。次に職業訓練校を経て製造業(金型)へ。図面理解、工程管理、品質管理といった「構造化されたものづくり」の基礎を習得。この経験は後のシステム設計に直結する要素となった。

転機はコロナ禍。社会全体が急速にデジタル化する中で、IT分野の重要性を強く感じ、プログラミングスクール(テックキャンプ)でJavaScriptやRubyなど基礎を習得する。しかし未経験でIT企業に挑戦する難しさを痛感し、一旦は医療機器メーカーの新規営業職へ。ここで鍛えられたBtoBセールス力、ヒアリング力、課題抽出力は、現在の要件定義・コミュニケーションにおいて大きな武器になっている。 その後、縁あって現在の企業に創業メンバーとしてジョイン。 バックエンドを中心に Java/Spring Framework を用いた業務アプリケーション開発、API設計、データベース設計(RDB) を担当している。最近では AIツールのPrompt最適化、コードレビュー自動化、技術ドキュメント生成 など、AI活用による生産性向上にも積極的だ。

岡庭さんの強みとなっている3つの価値観

①「現場最優先」──PM/クライアントから厚い信頼を得る行動力 岡庭さんが一貫して大切にしているのは、 「上司より早く現場に行き、誰よりも早く準備をする」 という姿勢だ。 システム開発の現場では、技術力はもちろんのこと、現場での信頼獲得が案件継続の鍵を握る。小さな積み重ねを徹底することで、元請け企業から「任せられるエンジニア」と評価されるまでになっている。 “古いと思われるかもしれませんが、現場ではこうした行動が差別化になります” と本人は語る。

②「周囲を俯瞰する力」──異業種バックグラウンドが生むチームワーク サービス業・製造業・営業を経験したことで、 ・上司や先輩の動きを先回りして補完する ・現場の空気を読み、コミュニケーションコストを最小化する というスキルを自然に体得している。 エンジニアは技術偏重になりがちだが、岡庭さんは「非技術領域の強さ」も兼ね備えており、チームの心理的安全性や作業効率向上に大きく寄与している。

③「学び続ける習慣」──始業1時間前の自主学習を継続 始業の1時間前には必ずオフィスに到着し、 資格勉強、AIリサーチ、コード改善、技術書の輪読 といった学習を日々積み重ねている。 「会社に依存しないスキルセットを持ち、どこでも通用するエンジニアでいたい」という明確な意志が行動に現れており、自走力の高さは社内でも突出している。

今後の展望──フリーランスレベルの市場価値を持つエンジニアへ 岡庭さんは、将来的にはフリーランスも視野に入れながら、 “現場に価値を渡せるプロフェッショナル” であることを目指している。 技術力に偏らず、 ・コミュニケーション ・要件理解 ・業務知識 ・ユーザー視点 といった総合力を高め続け、より上流工程でも活躍できる人材へと進化していくことが目標だ。

 

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