芸術家が活躍できる世の中を目指して

ピアニスト小池美奈さんをご紹介します。
幼いころからピアニストを目指し、
ニューヨークに7年留学、その後大学院を卒業しピアニストの道へ。
「音楽の追求を終えることは人生を終えること」
と語るプロフェッショナルでありながら自然体な、
小池さんに大切にしている事を伺いました。

大切にしている価値観 

1、 心のつながりを大切に
演奏する中で、常に心のつながりを意識している。
楽譜の意志を読み取り、人に良い形で届けられるよう意識している。

2、 自然の摂理にアンテナをはる
ピアノは生きる事の一部という感覚で音楽を続けてきた。
その中で感性を大切にし、想いを届ける。

3、 作曲家の想いを伝える
ピアニストは自己表現ではない。
エゴではなく作品の想いを伝えることに全力を注ぐ。

将来の展望 
日本には本物の音楽を深く追求し専念できる環境が少ない。ヨーロッパでは当たり前のようにあるパトロンの存在が、やはりヨーロッパの芸術を支えている事は紛れもない事実であり、日本にも芸術家を支える環境が必要であると彼女は語る。
現代音楽においては少しずつその環境が開かれていると感じており、
より芸術家がイキイキと活躍できるよう尽力していきたいとの事。

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