羽田 宗一郎

2008年9月『リーマンショック』以降、終身雇用制度の時代は終わりを告げました。
転職をしながらキャリアアップを模索する人、フリーランスという形で独立をする人、近年では週末起業する人など、ライフスタイルは多様化の時代に突入しています。急激に変化する流れのなか、ただ目の前を通り過ぎていく時間とは裏腹に、不鮮明になってゆく未来。それでも生活を維持しなければならないという重圧は、人々から『決断』という勇気を奪ってゆきます。

決断を下すことができずに、疑問を抱えながらも一つの会社にしがみつき一生を終えるサラリーマン。
あるいは決断する余地すら見失い、自ら命を断つ若者がいるということも紛れのない事実です。
『退職』という決断をする事で、新たな希望を見出せる可能性があった人達も少なくないはずです。

私にとっても退職という決断はとても勇気の要るものでした。

羽田 宗一郎

一流と言われる大学を卒業後、日本経済新聞社発行のその年の就職ランキング1位の会社に就職したかつての私は、両親、親戚、友人みんなに祝福されながら、バラ色の人生を想い描いていました。
歪みのないレールを踏み外さぬよう渡ってきた私にとって、就職ランキング1位の会社に入社できたという事実は「嬉しい」というよりも、むしろ「ホッとした」というのが正直な気持ちでした。

しかし、入社後の過酷な労働環境下で「本当にこれが自分の目指していたものなのだろうか?」と疑問を抱くようになりました。バラ色の人生が本当にこの先にあるのかわからなくなったのです。

当然、先輩にそんな相談するわけにもゆかず、同僚は皆ライバルです。上々の人生を必死に維持する彼らにとって私の悩みは冗談にしか聞こえなかったようです。

ひとり悩んだ末、私はついに退職という決断を下すに至りました。

周囲の反応と言えば、予想に違わず「なんで?」「もったいない!」「ちゃんと考えろ!」そのようなものでした。
ですが、一度きりの人生です。このときの決断があったからこそ、今の私があるのだと思います。現在は転職先の企業で副業という形態を取りながら、週末起業家として『FP 再就職コンサルタント』の活動をしています。

私自身の経験。かつての悩みとそれを克服することで得た知識。新たな人脈で得られたアイデア。当時の私が受けることがかなわなかった手厚い支援をカタチにし、今その悩みと戦っている方々に提供すること。
それは『FP 再就職コンサルタント』としての私のミッションです。

私のこれまでの歩みが、悩める会社員の方々の希望の一助に、勇気ある一歩の『キッカケ』になれればと思います。

羽田 宗一郎

キッカケ 代表 羽田 宗一郎